NECパソコンファミリー - プリンタ

PC-88/98時代のプリンタのカタログです


お手軽なサーマル(熱転写)プリンタPC-2021/PC-6021はそれぞれPC-2001/PC-6001用
ドットインパクトプリンタPC-PR103よりも、熱転写プリンタPC-8824/8825の方が高額です

このころはプリンタに漢字ROMを装着することで、漢字を印字していました。画面表示用よりも多いドット数でよりきれいな文字を印字可能です


大学時代に、安売りされていたプロッタプリンタPC-6023を購入ました。
電気実験でリサージュ図形を手書きする代わりにプロッタプリンタに書かせて提出ことや
大学のイベントで、白テレホンカードに、イベントのマスコットキャラクターを書いて、オリジナルテレホンカードをでっち上げたことが思い出されます。
(プリンタにASCIIコード文字列で座標を送信するとペントローラーが動いて直線を引いてくれる感じだっと覚えています)
テレホンカードには、ボールペンでは上手く描けないので、油性ペンを購入して書いてました。

NECパーソナルコンピュータ - 日本語シリアルプリンPC-PR201

PC-98シリーズ一強時代、プリンタ対応といえばPC-PR201でした。ほかのメーカーもPC-PR201のコマンドで動作するモードを持っていました

仕事で、客先から「画面のハードコピーが欲しい」といわれることがありました
テキストを印字してから、改行せず行頭の戻り、グラフィック画面を印字すればいいかと思ったのですが
モニター上のテキスト文字は16×16ドット、プリンタの文字はこれより大きくグラフィックと文字の位置がずれてしまいます
しようがないので、テキストVRAMから文字コードを読み取り、文字コードから文字のbitmapデータを取得して(縦横変換して)印字
など苦労した記憶があります


昔はプログラムにバグが発生すると、ソースコードを印字して目でバグを探していました
当時はモニターに表示できる文字も80×25文字程度。今思い返すと、 覗き穴のような小さな範囲です。よくこんな小さな画面でプログラムを組んでいたものだと思います
プリンタに印字してソースコードを読むというのは、全体を見ることができで役に立つもので、わりと最近までやっていました

NECパソコンファミリー - プリンタ

最初に入った会社にも、カラーのドットインパクトプリンタはありましたが
カラーのインクリボンがもったいないとのことで、通常は黒インクで使用していました



カラー印字といえば、モニタの表示は減色混合、プリンタ印刷は加色混合
CRTモニターは、赤緑青の三色で、すべての色を作り
プリンタ印字は、赤黄青の三色で、すべての色を作る
あれ、なんで緑→黄ここだけ違うんだろうと、疑問に思ったものでした
まぁ実際には、赤、青ではなくって
×赤→○赤紫(マゼンタ)
×青→○水色(シアン)
と、シアン、イエロー、マゼンタの三色なんですね